人生100年時代突入なんて言われますが、これから自分が生きていく中でどのようなイベントがあるのでしょうか。
結婚、出産、教育、住宅購入、旅行、耐久財、セカンドライフなど、主なライフイベントだけでも結構ありますよね。
これらのイベント費用にいくらぐらいかかるのでしょうか。
と当たり前の導入なんですが基本的に人それぞれ状況や環境・価値観等が異なりますので意味があるのかなぁと疑問に思いながら一般的なことをお伝えしていこうと思います。
そもそもライフイベントとは?
言葉の意味として人生や生活上のさまざまな大きな出来事のことを言います。
これから下記のライフイベントにおいての費用をご紹介していきます。
結婚費用
結婚といえば皆様ご存知ゼクシィということで「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」からデータを引用させて頂くと挙式・披露宴・披露パーティーにかかった費用の総額で一番高い16%を占めたのが「400~450万円未満」で最も高く次が「300~350万円未満」で12%です。
結果では平均372.4万円だそうです。
私自身は、ずいぶん前になりますが割といいお値段しますよね。
妊娠・出産費用
妊婦さんやそのご家庭にとって赤ちゃんが生まれるまで楽しみな時期ですが色々お金がかかるのも現実です。しかも基本的に健康保険がきかないんです。
私も4人の息子がいますが経験上こんな感じではないでしょうか。
健診費用
母子手帳をもらうと「妊婦健康診査受診票」がもらえます。
自治体などの助成がありますので皆さんのお住まいのところで要チェックです。
妊婦さんや赤ちゃんの状態、妊娠週数などで変わりますが自己負担は、10万円程度でしょう。
マタニティ・出産準備費用
マタニティウェアや下着、赤ちゃんの洋服やベビーベットなど。
最近ではレンタル、リサイクル、オークションがあったり、昔からのお下がり(非常に助かります)で個人差があるかと思いますが平均10万程度だと思います。
出産費用
これはデータで国民健康保険中央会の「正常分娩分の平均的な出産費用について(平成28年度)」によると平均約50万5,759円とあります。
ただ個別産院や総合病院、個室や大部屋、帝王切開によっても変わります。
ただ公的制度で出産一時金42万円が社会保険や国民健康保険から支給、病院で退院時に差し引きし差額をお支払いします。
その他にも出産手当金やケースによっては、傷病手当金、また実質負担額が年間(1月から12月)10万円超えたら所得控除できる制度である医療費控除もありますのでご確認くださいね。
住宅購入費用
住宅は、人生で一番高い買い物と言われます。
地域や広さなどによっても大きく違いがあるかと思いますが住宅金融支援機構が実施している「フラット35利用者調査(2016年度)」によると土地付き注文住宅で3954.7万円、建売住宅が3337.8万円、マンションが4266.7万円となっています。
勿論この金額も大切ですがローンの組み方や金利・繰り上げ返済でローン支払いも数百万単位で変わりますのでその点も要チェックです。
子供の教育資金
子供が生まれたら年齢とともに待ったなく掛かってくるのがこの教育費です。
幼稚園・小学校・中学校・高校・大学まであります。
これについては親御さんの覚悟ですね。どこまで負担してあげるのか。
公立・私立でも変わりますし、大学については文系・理系でも変わります。
子供の学習費調査(文部科学省28年度)幼稚園公立3年間合計で公立約68万円・私立約145万円、小学校公立6年間合計約193万円、私立約917万円、中学校3年間合計約143万円、私立約398万円、高校3年間約135万円、私立約311万円になります。
大学は、国立大学4年間で約243万円、私立文系4年間約390万円、理系で531万円になります。
いずれも文部科学省「国立大学等の授業料その他費用に関する省令」「私立大学入学者に係る初年度学生給付金平均額(28年度)」より。
全て公立で行っても約782万円かかることになります。親が貯める・親が借りる(ローン)・子供が借りる(奨学金)しっかりと計画が必要になります。
老後の生活資金
最後のイベントですがこれまた皆様の年金額や退職金の有無、またその金額等によって変わります。
一般的にはご夫婦で貰える年金額から生活費等を引きその足りない金額を65歳からの平均余命(65歳の方があと何年生きるかのデータ)の年数分かけるというものです。
その計算で65歳時に必要な金額が約1700万円、ゆとりある老後には約3200万円必要と言われます。
ただ長生きすればするほどお金は必要になりますし難しいですよね。
ライフイベントと保険の関係性
ライフイベントと保険って関係あるの?って話です。
保険で私が大切にしていることは、自分が亡くなった時に家族にしてあげたい環境の為にいくら残すのかということです。
これは、自分が生きていればそれぞれのライフイベントにいくらかかるのかがわからなければ出来ません。
保険金額ありきでいきますとその残された金額でできる範囲で遺族が生きていかなければなりません。
皆さんは、どうしてあげたいですか。
まとめ
書かせて頂いたライフイベントの金額ですが参考になりましたでしょうか?
で自分は?って思いませんか。
それぞれ置かれる状況や環境、価値観や優先順位が違います。
『行き当たりばったり』や『えい!やぁ!』の思い切りも時には大切ですが「少しでも安心して豊かな人生」を送る為に皆様の人生に置き換えてライフイベントにいくら掛かるかまたは掛けれるかのライフプランの作成をお勧めします。
人生は1度です!
老後後悔しないように生きたいですね。