プロFPによる保険無料相談実施中!
お電話でのお申込みは
0120-7976-21 [受付] 平日 9:00-18:00

今すぐ確認! 生命保険の見直しで知っておくべきポイント

生命保険

保険の専門家

綿引 隆弘(ファイナンシャルプランナー)

1995年大学卒業後、大手住宅販売会社に入社。FP資格を活かすべく2002年外資系金融機関に転職。ライフプラン・相続事業承継・リタイアメントマネジメント等、法人・個人への提案業務に従事。2012年、更なるソリューションを追求するために独立し現在に至る。~Improve your quality of Life~(価値ある人生のお手伝い)を旨として、人生に関わるすべての課題・問題に対し、ファイナンシャル・プランナーとして、また保険マンとして、そしてひとりの人間として、解決方法を見出していく活動をしています。ほけんペディアへの記事掲載については、より多くの方々に保険について詳しく知って頂きたいという気持ちと自分自身が真摯に保険に向き合うことが出来る素敵な時間になっています。
■保持資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士AFP資格トータル・ライフ・コンサルタント
この専門家の記事一覧

なぜ生命保険の見直しは必要なのか?

◎インタビュアー
それでは、生命保険の見直しをする際に知っておくべきポイントについて教えてください。

◆保険の専門家
はい、過去に加入した生命保険が、現在のご家族の状況に本当に合致しているかどうかを常に確認する必要があると思います。

◎インタビュアー
なるほど。では、生命保険の見直しはどのくらいの頻度で必要でしょうか?

◆保険の専門家
それは、そのご家庭によっても変わってきますが、3年、5年、あるいは10年以内に何回か見直しのチャンスがあると思います。この時点で一度立ち止まってみることは大切だと思います。

生命保険の役割

◎インタビュアー
それでは、生命保険の役割について教えていただけますか?

◆保険の専門家
生命保険の役割はご家族構成によって異なりますが、特に稼ぎ手となっている方に万が一のことがあった時に、残された家族が生活できるようにするための保険が大事です。また、お子様の成長に合わせて必要な保障額も変わってくるため、その点も生命保険の重要な役割です。

ライフステージの変化と保険ニーズ

◎インタビュアー
今回は「生命保険の見直し」がテーマですが、ライフステージの変化が見直しにどのような影響を与えますか?

◆保険の専門家
ライフステージの変化、例えばお子様が生まれたときなどは、扶養家族が増えるため、お父様やお母様の保障を追加するなど、新たに保険に加入することも含めて検討が必要になります。

◎インタビュアー
まずはお子さんの誕生ということでよろしいでしょうか。次のステージはどういったところがありますか?

◆保険の専門家
そうですね、今、お子様つながりでいくと、教育費の準備も間もなく必ず来ますので、まず教育費の準備としての学資保険、いわゆる学資準備用の保険ですかね。その他、積み立ての保険なども、加入のタイミングが来るのかなと思います。

◎インタビュアー
なるほど。逆にお子さんが育った後というのは、この見直しの方にも変化があったり、保障、保険のニーズというのは変わるのでしょうか?

◆保険の専門家
そうですね、例えば今度はご自身たちの身体に向き合っていかなきゃいけなくなりますので、例えば医療保険もしくは3大疾病保険などですね。がんや心臓疾患、脳血管疾患などの病気に備える保険、あるいは介護の保険など、今後ご自身たちが年齢を重ねるに合わせて必要になってくる保険があると思います。

生命保険の見直しを行う際のステップバイステップガイド

保険を見直す最適なタイミングは?

◎インタビュアー
今お話しいただいたことを整理してみようかと思いますが、ステップバイステップガイドということで、保険を見直す最適なタイミングについて、もう一度、ライフステージについてお話しいただけますか?

◆保険の専門家
まず一番大事なのが、ライフプランを作ることです。ライフプランを作ることによって、その後のライフステージでいつのタイミングで何が起こるかが分かります。そのタイミングで保険の見直しをしていくのもひとつです。例えば、お子様が生まれたり、お子様が大きくなってきたりするタイミングですね。また、最近多い相談が、ご夫婦のご両親に関する相談です。認知症のリスクや介護のリスクが高まるご両親の年齢に合わせた保険の加入のタイミングなど、ライフステージが変わっていくことによって、保険の見直しが必要になってくるタイミングがあります。

現在の保険内容の確認方法

◎インタビュアー
生命保険の見直しをするタイミングについては理解しました。では、まず自分が現在加入している保険の内容を確認する必要があると思いますが、どのように確認すればよろしいでしょうか?

◆保険の専門家
確かに、まずは現在加入している保険の内容を確認することが重要です。通常、保険会社から定期的に送られてくる保険内容の資料があるはずですので、それをしっかりと確認することが大切ですね。また、保険加入時に発行される保険証券にも内容が記載されていますので、そちらもチェックしてください。ただし、これらの資料は保険にあまり詳しくない方が容易に理解できるものではないことが多いです。

◎インタビュアー
保険に詳しくない場合はどうすれば良いのでしょうか?

◆保険の専門家
その場合、やはり保険に詳しい専門家に相談することが一番大切です。一生涯のお付き合いができるようなファイナンシャルプランナーとの関係を築くことも、非常に重要になるかもしれません。

生命保険の見直しポイント

新しい保険商品との比較ポイント

◎インタビュアー
生命保険の見直しをする際、例えば新しい保険商品を検討することになった場合、現在加入している保険と新しく提案された保険をどのように比較すべきでしょうか?

◆保険の専門家
はい、まず最も重要なのは保障内容の変更を検討することです。保障内容の見直しは必要ですが、同時に保険料の差異も生じる可能性があります。例えば医療保険やがん保険の分野では、医療技術の進化とともに治療方法が変わるため、古い保険では対応できないケースもあります。そういった場合は、保険料が少し上がっても、保障内容を充実させる方が良いでしょう。保険料と保障内容のバランスは非常に重要で、大切になってきます。

◎インタビュアー
なるほど、見直しのポイントとしては、今お話しいただいた通り、保険料と保障内容のバランスが大事だということですね。

特約の有無とその必要性

◎インタビュアー
それでは、他に特約などの必要性について教えていただけますか?

◆保険の専門家
そうですね、昨今、特にお客様からのご希望があるのが、入院時の保障です。一般的な「入院日額〇〇円」という保障の他に、「入院一時金」という特約が付けられる設計も増えてきています。昨今、がんなどの大きな病気でも短期の入院が多くなっている傾向にあります。そのため、入院時において入院日額を入院日数分給付される保険よりも、入院一時金特約が付いていることで、実際の給付金額が多くもらえるということが多いようです。そういった形で実際に役に立つ特約を追加すること、新たに加入することがとても大事になってくると思います。

がん保険や医療保険など、特定の疾病に特化した保険の見直しポイント

◎インタビュアー
特定の病気に特化した保険を見直す際のポイントについて教えていただけますか?

◆保険の専門家
先ほど少し触れたように、治療方法は日々進化しています。これは「日進月歩」とも言われるほどですね。新しい治療法や治療薬が保障の対象となる医療保険、特にがん保険に注目することが大切です。また、初期段階のがん、つまりステージ1で保険が適用される商品も増えてきています。これらの点を確認し、見直しを行うことが重要だと思います。

ライフステージ別の生命保険見直しのポイント

◎インタビュアー
これまでライフステージの変化とともに保険の見直しについてお話をいただきましたが、具体的には、各ステージに分けて、さらに細かく教えてください。

結婚を控えるカップル

◎インタビュアー
例えば、結婚を控えているカップルについては、見直しのポイントはどのようになるでしょうか。

◆保険の専門家
結婚を控えているカップルの場合ですと、これまで独身で加入されていた保険が大半だと思います。例えば、ご両親がかけてくれていた保険などもあると思うので、その証券なども一度確認をしていくことが大事かと思います。独身の時に必要な保障と結婚してから必要となる保障はやはり違いがありますので、まずは現状加入しているものを確認していくことが大事かと思います。あとは、お子様が生まれる、生まれないなどの今後のプランに合わせて準備をしていくことが大事かなと思います。

◎インタビュアー
ライフプランニングが大事ということですね。

出産を控える夫婦

◎インタビュアー
次に、出産を控えている夫婦はどういった点を気にしたらいいでしょうか?

◆保険の専門家
出産に関してはとても重要な点があります。特に、妊娠が分かる前に奥様がしっかりとした医療保険に入っているかどうかが重要になってきます。例えば、帝王切開などの異常妊娠や異常分娩の際には、通常、医療保険の保障対象になります。ですから、出産前、または結婚を控えているカップルや結婚後すぐのカップルの方には、妊娠が分かる前にしっかりとした医療保険の加入が必要だと思います。

子育て中の家庭

◎インタビュアー
それでは、子育て中の家庭に関しては何かありますか?

◆保険の専門家
そうですね。まずは、稼ぎ手の方に万が一のことがあったときの保障をしっかりと持つことが大事です。そのためには、残された家族のために収入を保障する保険、いわゆる亡くなった後に家族に保険金として支払われる保険にまず加入することが重要です。

子供が成人した家庭や独立した家庭

◎インタビュアー
では、子どもが成人したり、独立して出ていったというケースの場合、何か見直しは必要ですか?

◆保険の専門家
この場合は、改めてご夫婦のみの生活に戻ることになりますので、まずお子様に関しては、今後成人して独立していく上で自分自身が持っておくべき保険について、親御さんからアドバイスをしてあげることが大事です。一方で、ご夫婦に関しては、今後お二人が生活していくために必要な保障、例えば、老後の資金を準備する保険や介護の資金を準備する保険が必要になってくると思います。

退職を控える方

◎インタビュアー
リタイアしたときのポイントも教えてください。

◆保険の専門家
昨今とてもご相談が多いのが、退職金を支払われた後の資金の管理をどうしたらいいのかということです。当然、銀行に預けておくだけですと、預金保険機構で、1,000万円プラス利息分しか保証されない課題と、ただ置いておいても増えない、ということが多いので、退職金の一部を資産運用に特化した保険商品等に預け替えしたいということも、多く相談を受けております。

老後について

◎インタビュアー
では最後に、老後について教えてください。

◆保険の専門家
老後については、一番大きな問題として相続対策が挙げられます。多くの方がご存じないのですが、保険を活用することで相続対策が可能です。例えば、終身保険や定期保険等の死亡保障保険に加入しますと、「500万円×法定相続人数分」までは非課税で遺族に渡すことができます。このような保険に加入し、準備することで、「争いのない相続」を実現することができると考えます。

生命保険見直しの際のよくある誤解と注意点

保障の過不足のリスク

◎インタビュアー
生命保険の見直しにあたり、一般的に誤解されがちな点や注意点について、ファイナンシャルプランナーの立場から教えていただけますか?

◆保険の専門家
はい、確かに、保険料にばかり目を向けがちなのは一つの問題です。保険料が安いと、それに比例して保障も小さくなります。これは重要な点で、もし大きな病気や予期せぬ事態が発生した際、十分な保障がなければ困ることになります。保険料と保障のバランスは非常に大切です。

例えば、がんに罹患するケースを考えてみましょう。もし直前にがん保障を削除してしまった場合、影響は大きいです。ですので、適切な保障を確保することは、将来的にプラスに働くと考えられます。保険は守りの手段として、極めて重要な役割を果たします。

◎インタビュアー
保険料ばかりに目を行ってしまうと、保障が足りなくなるということが注意点ですね。

乗り換える際のメリットとデメリット

◎インタビュアー
今入っている保険から、新しい保険に切り替える際の注意点、メリット、デメリットについて教えてください。

◆保険の専門家
まず、過去に加入されたということは、それだけ若い年齢で保険に加入をしていることになりますので、当然、見直しのときには年齢を重ねた分の保険料がアップするということが、大きなデメリットなのかなと思っています。一方で、その時のライフステージに合わせて、加入を見直しすることによって、今必要としている保障というものが確保できるということでは、メリットになるのかなと思います。このようにメリット、デメリット、双方をよく勘案していただいて、見直しを検討されるのが良いのかなと思います。

まとめ

◎インタビュアー
これまで生命保険の見直しについてお伺いしてまいりましたが、見直しをする際には、どこに相談するのが最も良いのでしょうか?
これまで加入していた保険会社の人と相談すべきでしょうか、それとも新しい相談相手を探すべきでしょうか?

◆保険の専門家
見直しの際には、これまで長くお付き合いされてきた方にまず相談することが大事です。しかし、一方で、セカンドオピニオンとして、新しいアプローチをしてくれる方に相談するのも重要です。最終的には、ご自身でその保険に加入するかどうか決定する上でも、一方向だけの情報に頼るのではなく、多方向からの情報をもとに最終的な判断をしていただくことが望ましいです。

プロフェッショナルの
ファイナンシャル・プランナーに

無料保険相談!
ほけんペディアを運営する、アイ・ティ・コンサルティング(ITC)は、
国家資格をもった50名以上のファイナンシャルプランナーで構成する保険技術者集団であり、
ファイナンシャルコンサルティングを基本手法とする独立系保険代理店です。
保険のことでお困りのことがありましたら、
お気軽にご相談ください。
×