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女性保険って何? その仕組みや医療保険との違い

医療保険

この記事を書いた人

綿引 隆弘(ファイナンシャルプランナー)

1995年大学卒業後、大手住宅販売会社に入社。FP資格を活かすべく2002年外資系金融機関に転職。ライフプラン・相続事業承継・リタイアメントマネジメント等、法人・個人への提案業務に従事。2012年、更なるソリューションを追求するために独立し現在に至る。~Improve your quality of Life~(価値ある人生のお手伝い)を旨として、人生に関わるすべての課題・問題に対し、ファイナンシャル・プランナーとして、また保険マンとして、そしてひとりの人間として、解決方法を見出していく活動をしています。ほけんペディアへの記事掲載については、より多くの方々に保険について詳しく知って頂きたいという気持ちと自分自身が真摯に保険に向き合うことが出来る素敵な時間になっています。
■保持資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士AFP資格トータル・ライフ・コンサルタント
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各保険会社では、「女性特有の病気に対する保障を充実させた」保険を販売しており、保険種類や保障内容も様々……。

あなたに合った女性向けの保険に巡り合うために、保険種類・保障内容の詳細までしっかりと検討していくことが重要になります。

ここでは、女性にとって必要な保障やその内容について、また保険加入に際しての留意点など解説をしていきます。

女性に必要な保険とは?

女性に必要な保険は、主に以下の点がポイントになります。

女性特有の病気への保障

女性向けの保険で備えをしておく必要性が高い理由は、男性に比べ女性特有の疾病に罹患するリスクも高く、高額な医療費を支払う可能性もあるからです。

例えば、子宮筋腫や子宮内膜症(内膜炎)・子宮がん・卵巣がんなどが代表的な女性特有の疾病になりますが、手術や長期入院が必要になるケースもありますので、しっかりと備えておく必要があります。

妊娠・出産への備え

女性向けの保険は、上記の女性特有の病気以外にも一般的な医療保険と同様、妊娠に関する入院・手術等(妊娠中毒症・早期胎盤乖離・子宮頸管無力症・妊娠高血圧症候群など)や、帝王切開による入院・手術も対象になります。

また、妊娠週数によって加入制限や加入条件等が付加されることになりますので、妊娠前に適切な保険に加入をしておくことが大切です。

女性保険ってどんな保険?

主に、女性向けの保険は、「女性特有の病気と女性にも多いとされる病気」について重点的に保障を手厚くしている保険を言います。

医療保険特約タイプ

一般的な医療保険に特約として付加するタイプになります。

主に「入院日額に加え、入院一時金や通院・手術・死亡保障・生存給付金・先進医療などがセットになったタイプ」になります。

また、「乳がんで乳房切除し、乳房再建術を受けた際に一時金が支払われるタイプ」などがあります。

疾病給付金タイプ

主に「三大疾病保険(がん・心疾患・脳血管疾患など)」や、「疾病の種類によって給付金が支払われるタイプ」があります。

中には、「三大疾病保険に出産サポート給付金(所定の特定不妊治療を受けた際に治療給付金)が支払われるタイプ」などもあります。

適切な加入のタイミングは?

保険種類によっては、妊娠中でも加入できる保険もありますが、選択肢が狭くなる点や、いくつかの加入条件が付加されるケースもあります。

例えば、第一子を帝王切開で出産された後に保険加入をした場合、異常妊娠・異常分娩(帝王切開を含む)について保障対象外とする「特定疾病不担保」という条件を付加されることもあります。

第一子を帝王切開で出産された方の多くが第二子も帝王切開での出産になる可能性が高くなります。その他、妊娠に関わる入院等のリスクもありますから、特に女性の場合には妊娠前に加入をしておくことが重要になってきます。

加入する場合に気をつけたいこと

保険加入の際に気を付けておきたい点は、上述の加入のタイミングもさることながら、「告知」が重要になります。

例えば、現在、処方されているホルモン剤や、鉄剤、経口ピルなども告知項目に該当します。
また、不妊治療などをしている場合なども同様です。

多くの女性が、片頭痛や月経に関わる症状・貧血等で既に何らかのお薬を処方されているケースもあるかと思います。

保険加入時には、処方されているお薬なども告知する必要があります。

なお、各社によって加入条件等も異なりますから、事前に医的照会をすることが可能な保険会社もありますので、しっかりと告知し適切な保険に加入するようにしましょう。

また、各保険会社によっての加入条件も加入時の重要なポイントになりますので、留意点のひとつです。

こうしたことからも、女性にとって保険加入は将来の一般的な疾病リスク以外にも重要性が高いことがお分かり頂けるかと思います。

少しでも若い年齢から、適切な女性向け保険に加入をしておくことが大切になります。

まとめ

ここまで、女性保険について解説をしてきました。

男性に比べ、医療に関わるリスクが高い点や、妊娠・出産等の備えなど女性保険の重要性についてご理解頂けたかと思います。

また、特に女性特有の疾病で入院する場合、個室を選択されることも多くなると思います。

個室にかかる差額ベッド代は自己負担となりますので、入院に伴う大きな出費にもなりかねません。

そうした出費に備えるという意味でも、しっかりと準備をしておく必要があります。

一方、上述の通り、女性向け保険は種類も豊富で保障内容も様々です。

ご自身の意向に沿った保障を選択することも大変困難かと思いますが、やはり大切なのは複数の女性向け保険を検討し保障内容を吟味することです。

同時に、保険に詳しいファイナンシャル・プランナーに相談をされることで、より意向に沿った女性保険に巡り合える可能性が広がると思います。

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