この時期、卒業・入学・入社・転勤など新しいステージやライフサイクルに合わせたライフプランを考えてみませんか?
ライフプランとは
ライフプランとは、簡単に言うと人生の設計図のことです。
一般的には次の8つの項目について計画を立てます。
①家族構成
現在の家族の年齢・人数または、〇人子どもが欲しいなど、将来(希望)の家族の年齢、人数。
②教育
お子様の教育計画。
保育園 or 幼稚園、公立 or 私立などの教育費を明確に!
自分が通っている英会話教室などでもOK。
③結婚
お子様の結婚費用。
独身の方は自分自身の結婚費用も忘れずに!
④住宅
持家派 or 賃貸派? マンション派 or 一戸建派?
持家派は購入時期や費用、頭金や住宅ローンの計画、賃貸派は将来にかかる費用を確認。
⑤旅行
国内旅行や海外旅行の希望。
実家への帰省費用なども忘れずに・・・。
⑥耐久財
家電や家具、車などの買い替え時期・費用。
自動車税・車検などの維持費用なども忘れずに!
⑦セカンドライフ
24時間365日が自由時間。
趣味や旅行など、どんなことをしたいですか?
⑧その他
一回の人生、その他の夢や希望を!
独立開業を考えている、移住をしたい、など。
時間軸を作る
縦軸を家族構成、横軸を家族の年齢として年表を作り、ここに上記項目のイベントを当てはめていきます。
〇年後に子どもが小学校に入学、△年後に車の買い替え、など具体的に入力していくと、イベントの重なる時期なども明確になってきます。
シミュレーションをする
かかる費用を積み上げていくことで、いつどれくらいのお金が必要になるか、支出の合計が明らかになってきます。
これに対して給与や退職金、年金などの収入も入力すると、貯蓄の出来る時期と貯蓄を取り崩す時期がわかります。
加えて、預貯金残高の推移表を作ることが出来れば、より視覚的に安心できるプランになるでしょう。
見直しも忘れずに
ライフプランは変化がつきものです。
出来れば1年に1回、少なくとも2~3年に1回は状況の把握を兼ねてメンテナンスをしましょう。
この記事を書いた人
橘 美穂子(ファイナンシャルプランナー)
1997年大学卒業後、外資系金融機関に新卒入社。契約管理部門から営業部門へ。女性の少ない営業現場で、女性ならではの気配りや丁寧な対応でクライアントから絶大な信頼を得て営業部門初の女性管理職となるも、よりお客様に寄り添ったコンサルティングがしたく2014年に転職し現在。マネーセミナーの講師などもつとめる。■保持資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP資格