「人生会議」のすすめ
「人生会議」とは、アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning)の愛称です。
家族や大切な人、医療・介護関係者とともに、あらかじめ考え、話し合うプロセスのことを言います。
参照:厚生労働省「人生会議」してみませんか
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02783.html
話し合う内容は
「自分が病気になったり
介護が必要になったりした時」
その際に希望する医療や介護のことなどです。
単に、亡くなる間際の治療についてだけ、と範囲を狭めず
「これまでに大切にしてきたこと
これからどのように過ごしたいか」
これらのことについて自ら考え、家族や大切な人と繰り返し話し合うという、プロセスを重ねます。
ACPの特徴は、
プロセスを重ね、思いや考えを共有することを大切にする点です。
離れて暮らしていると・・・
- あっても会話が続きにくい
- 介護やお金のことは話すきっかけがない
というご意見をよく耳にします。
日頃のコミュニケーションが少ない分、まず注意したいのは
「親の行動を否定するようなことは言わない」
ことです。
甘えから、ついついストレートにものを言い過ぎてしまうこともあるでしょう。
ネガティブなイメージの言葉は、
褒め言葉に変換した会話を心がけてください。
- 暗い → ★落ち着いている
- 失敗ばかり → ★行動力がある
- 頑固 → ★意思が強い
- つまらない → ★堅実
- ずうずうしい → ★堂々としている
- 細かい → ★よく気がつく
- 八方美人 → ★社交的
ご両親が元気なうちに、
お金の話をしたいと思っても、どのように切り出したらよいのか、悩んでいる人は多いです。
是非、そんなときは、私たちファイナンシャルプランナーを活用ください。
相続対策に活用出来る保険や、介護に備える保険のご紹介などさせていただきます。
この記事を書いた人
橘 美穂子(ファイナンシャルプランナー)
1997年大学卒業後、外資系金融機関に新卒入社。契約管理部門から営業部門へ。女性の少ない営業現場で、女性ならではの気配りや丁寧な対応でクライアントから絶大な信頼を得て営業部門初の女性管理職となるも、よりお客様に寄り添ったコンサルティングがしたく2014年に転職し現在。マネーセミナーの講師などもつとめる。■保持資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP資格